あやし皮膚科クリニック病院だより

ぐっすり眠りたい! 生活習慣を見直して快眠生活

なかなか眠れないし、寝ても熟睡できない。あるいは朝がくるまでに目が覚めて、その後眠れなくなってしまう……こんな風に感じたことはありませんか? ストレスを感じた日、いつもより緊張した日には、一時的に眠れなくなることはよくあります。しかしそれは数日すれば元通り眠れるようになるでしょう。そんなこともないのに寝付きが悪いとか、夜眠れない上に昼間眠くなってしまうようなら、生活習慣を見直して、ぐっすり眠れるようにしてみましょう。

短い昼寝:昼間眠くなってしまった時は、15~20分程度の昼寝をすると、疲労が回復します。長く寝すぎると夜眠れなくなり逆効果になるので気をつけましょう。

適度な運動:昼間体を動かすことが夜の快眠につながります。とはいえ夜寝る直前に激しい運動をすると、交感神経が活発になって寝つきが悪くなるので避けましょう。食事も胃腸を動かし快眠を妨げる原因のひとつです。寝る3時間前までには食べ終わりましょう。

体温を上げる:体内の深部体温が上がり、その後下がり始めるときに眠くなります。体温を上げすぎると逆効果なので、就寝1時間前に40℃以下のぬるま湯に入りましょう。食べもので深部体温を上げる方法もあります。ショウガ、唐辛子などを食事に取り入れてみましょう。

寝酒は控える:「お酒を飲むとよく眠れる」と思うかもしれませんが、寝付きがよくなっても眠りの質は低下します。お酒は寝る3時間前までに切り上げましょう。

寝る前にスマホやパソコン、テレビを見ない:スマホやパソコン、テレビなどの発するブルーライトは、眠気を覚ます作用があります。寝る1時間前からは見ないようにしましょう。

照明を工夫する:部屋の照明を、間接照明や調光式の照明にし、寝る1時間くらい前から徐々に明るさを落として行くと、目からの刺激を抑えて眠りやすくなります。